ウイスキーって何で樽に入ってるの?

ここ数年でジャパニーズウイスキーの人気が上がり「山崎」をはじめ、ジャパニーズウイスキーは入手困難になったり、値段が上がったりしているものがあります。

そして樽で熟成期間が長いものほど価値が高いとされています。

今回のテーマは「樽」
ウイスキーはなぜ樽に入っているのでしょうか?

最初は透明なお酒

ウイスキーの色をみなさん知っていますよね。
濃さは様々ですがすべてのウイスキーは「琥珀色」です。

しかし、ウイスキーは最初から琥珀色ではありませんでした。
焼酎と同じように無色透明なお酒でした。

ウイスキーが琥珀色になったのは18世紀頃と言われています。

独立戦争

18世紀にスコットランドはイングランドから独立しようと戦争をしました。
しかし、敗北してしまい、スコットランドは民族的な弾圧を受けました。

その弾圧の1つがウイスキー製造にかけられた「凄まじく重い税」です。

重税から逃れるために密造

ウイスキーの生産者は凄まじい重税を逃れるためにスコットランド北部にあるハイランドという土地に潜伏して、隠れてウイスキーを造るようになりました。

その際、ウイスキーを樽に詰めて保存して隠していました。

これがウイスキーの樽詰めの始まりとされています。

樽に入れていたら

ウイスキーはもともと荒々しい風味だったのですが、樽に詰めていたウイスキーを保存することによって「まろやか」「香り高い」「琥珀色」ものに変わっていました。

気付いたら美味しくなっていたんですね。

その後、重税が解かれてウイスキーを密造する必要はなくなりました。

が、樽詰めすることによって様々な風味や味が変わることを知った生産者たちは、独自の美味しいウイスキーを造るために使用する木材を工夫するようになりました。

飲んでみよう

世界には様々なウイスキーがあります。
そして、原料、製造工程、樽に使う木材、熟成の仕方によって香りや味が変わります。

そしてさらに生産者のロマンという想いが香りや味にプラスされています。

そんな角度でウイスキーを飲んでみたら楽しいのではないのでしょうか。

ウイスキー完全バイブル(ナツメ社)

より参照

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