正社員である必要性

今日は正社員についてみなさんと考えていきたいと思います。

正社員とは戦後に終身雇用制が本格的に普及していくと共に生まれた言葉です。

正社員が生まれた背景

より良い生活を求める

1900年初頭、労働者の移動が激しい社会だったみたいです。
何故かというと、腕の立つ労働者はより良い生活を求め、給料の高い会社にどんどん転職していくからです。

現在だと、スポーツ選手が代表的な例になりますね。
野球やサッカーではより高く評価してくれるチームに移籍することは当たり前です。

会社は移籍されると困る

当時の日本は軍事産業が盛んでした。
生産性を上げる、高品質な物を作るためには質の高い労働者が多く必要です。

そうなると会社は転職されると困るので、昇給、退職金、手厚い福利厚生などの制度を作り、労働者を引き留めにかかります。

そしてホワイトカラーの会社がその制度をどんどん導入していきました。

そして戦争に

第二次世界大戦が近づくと、労働者の移動(転職)が国の不利益になると判断し、転職が許可制になります。

その後さらに自由な転職、解雇が禁止されるようになっていきます。
そして、昇給と退職金制度が半義務化されるようになりました。

こういった流れが現在の終身雇用制、正社員の定義の土台となっています。

国民のためというよりも国の都合

歴史を振り返り紐解いていくと、正社員を作り出す理由がわかります。
それは国が国民の雇用を固定することにより生産性を上げるためですね。
つまり国の都合でそうなったのです。

そして多くの国民は正社員であることが生活の安定に繋がり、安心できるという思考に変わっていきました。

終身雇用制の崩壊

戦後、本格的に普及していった正社員や終身雇用制が現在急速に崩壊していっています。

理由はいくつかありますが、大きな理由としては国が正社員や終身雇用制を維持するメリットがなくなったからだと思われます。

国が正社員や終身雇用制を推奨していると、場合によっては保障が必要になります。
現在の国にはその体力がないのです。

ですから、「各自会社で上手くやってください」みたいな形に誘導しているのです。

そして、長年正社員や終身雇用制に慣れていた国民はその崩壊が不安に繫っていくのです。

原点に戻る

正社員や終身雇用制が普及する前は転職が当たり前の社会だったのは先ほど述べましたね。

それは
より良い生活を求めるため。

自分なりに昔の日本人の姿を想像してみました。

「俺にはこんなことが出来るぞ。だからもっと金をくれ!」

前向きな転職。
そのためにスキルアップに勤しむ。

なんてギラギラした人がたくさんいたのではないかと思います。

転職や独立はリスクがあります。
それ以上に夢があります。

不安よりも希望を持つ。

そんな元気な日本人が増えていくことを願ってます。



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